今朝、2016年8月31日のNHKの番組「おはよう日本」で、世界のトップレベルのスキーベースジャンパー佐々木大輔氏が、北米最高峰ナデリの南西斜面を滑降するための下見の模様を放映していた。
ナデリは、昨年からの呼び名でそれまではマッキンリーと呼ばれていた。
マッキンリーと言えば、あの植村直己さんが単独登頂した後、帰らぬ人となった山である。
標高だけでは測れない過酷な山という評判の山だ。
滑降予定の南西斜面は最高斜度60度という、正に壁そのものと言える。
夏とはいえ標高五千メートルの雪と氷の世界だ。
一番狭い箇所は、幅が2メートルしかない。
周囲は岩、岩、岩。
バランスを崩せば、数百メートルの断崖が待っている。
そのアイスバーンを、意を決して試滑降されていた。
20年以上のスキー経験の有る私でも、ある個所が縮む思いがした。
来年の8月某日に、この斜面約3000メートルの距離を滑降される計画だ。
実行までの一年間を、予定通りに過ごされ世界初の偉業を達成されるように祈っている。
<script async src="//pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js"></script>
<!-- 小杉正治 -->
<ins class="adsbygoogle"
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-8221341012282228"
data-ad-slot="2391536192"
data-ad-format="auto"></ins>
<script>
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
</script>