水田家の朝で始まる。
昭和の朝食風景だった。
突然、ガチャンというガラスが割れる音がした。
ここにも石が投げ入れられた。
「こわい」と怯える、たまきを鞠子は庇った。
あなたの暮らし出版社に出勤した社員すべての家に、嫌がらせの投石があった。
犯人の特定ができないので、警察も取り合ってくれない。
どうしたら良いのか・・・
困惑の社員の前に、赤羽根社長が奥村と酒井を従えて乗り込んできた。
「何かお困りのようですね」と白々しく問いかける。
共存できる道を選んだ方が賢明なのでは?
と持ち掛ける赤羽根に対して、常子は「決して屈しない」と跳ね返した。
したり顔で引揚げる赤羽根。
更なる嫌がらせに怯える社員に、ジャーナリストとしての誇りを持て!
と花山が激を飛ばす。
水田が同意したのをきっかけに、他の社員も同じ覚悟を決めた。
1ヶ月間にわたる電気釜のテストが終わった。
やはり、赤羽根電機の製品は一番評価がわるい。
原稿も上がり、ほっとする常子に星野から電話が入る。
次の日曜日に星野家が動物園に行く予定なので、常子も一緒に行かないか?
との誘いであった。
誘いを受けた常子の満足そうな微笑みで、番組は終わった。
しかし、週の最終日には決まって次週の予告が入る。
目には目を歯には歯をの応酬が始まりそうである。
あしたの暮らし出版社にとっても、常子にとっても試練の週になりそうな予告編であった。
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