動物園に行く約束の前日、あなたの暮らし出版社に印刷所から電話が入る。
差し替えの原稿を早く欲しい、という内容である。
何のことか解らぬ常子。
編集長の花山の代理という者から「原稿を差し替えたい」との電話があり、商品試験の原稿は廃棄されてしまっていた。
明日までに入稿しないと発売日に間に合わない。
花山と常子は、原稿の再稿に、他の社員は取次店や書店への説明に奔走した。
動物園に行けなくなった事を、星野に電話連絡し大樹君と青葉ちゃんに謝ろうとするが、青葉ちゃんは電話に出ず「おばちゃまの嘘つき!」と叫んだ。
子供たちの面倒を見ながら会社の仕事をこなすという事を夢見ていた常子だが、とても無理ではないかと悩む。
落ち込む様子を見せる常子に、しっかり仕事をこなすようにたしなめる花山。
そんな二人の居る事務所に、大東京新聞の記者だという男が訪れる。
あの謎のハンチング帽の男である。
国見と名乗った。
三度目の正直とは、このことか…と思わせる登場である。
読者側とメーカー側、両方の立場に立っていることを匂わせながら、取材を二人に申し入れる。
しかし、今はそれどころではない状況だ。
後日にして欲しい、と追い返した。
一匹狼的な雰囲気の国見、これからどの様に関わってくるのか?
不気味ではあるが、芯は良さそうな雰囲気も持ち合わせている。
演出家はそこまで盛り込んでいるのだろうか?
明日からが楽しみである。
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