あさイチの金曜日は、ゲストを呼んでプレミアムトークが展開されている。
23日のゲストは、イケメン俳優「斎藤工」であった。
いきなり、アップでの登場である。自ら「朝が似合わない顔」と評していた。
司会の、いのっちと有働アナがそんなことはないとフォローしていたが、確かにちょっと濃いかなと思う。周囲の人からもよく言われるそうだ。
このプレムアムトークは、その日の夜から始まる斎藤工主演、大人の純愛ドラマ『運命に、似た恋』に合わせての企画であったようだ。
テレビに関しては毎日、寝覚めの7時過ぎから9時までしかじっくり観る時間はない。
10時~22時までは職場に詰めているので、職場でかかっている番組をチラ見する程度だ。
普段なら金曜日は仕事で、22時からの番組を観ることは難しい。
だが、この日は、珍しく22日(木)が秋分の日になっていたため、定休日を入れ替えていた。
そんなことで、朝と夜の関連した番組を観ることができた。
それはそれで良かったのだがドラマを観て、朝のプレミアムトークは1週間後の放送でも良かったのではないか?という思いが強い。
あさイチの内容はとても興味があり、面白いものであったにも拘らず何故そんな風に思ったかというと、夜のドラマを観たところネタばれ的な場面が多くて、多少白けぎみであった。
車ドンの場面では、車のガラスに付いた指紋を袖で拭う仕草について、共演の原田知世がプレミアムトークの中で、台本にはない演技で斎藤の素が現れた表現だと語っていた。
これなど後で知ったほうが、感慨が大きいのではないだろうか。
朝の話題に上がっていない場面がほとんどではあるが、予告編の性格上おいしい場面が取り上げられるのは避けられないので、痛しかゆしといったところかな?
プレミアムトークの話題に戻り、斎藤工の話していたことで興味を持った点についていくつか挙げてみる。
10代の後半はバックパッカーをしていて、いろんな国の人と触れ合ったことが今の考え方につながっているようだ。
恋愛対象の相手の年齢を質問された時も、年齢を気にするのは日本人の特性で、海外では年齢よりも人を見ると答えていた。
工(たくみ)という名前は、彼のおばあちゃんが付けてくれた名前だそうだ。
ものを創る人になって欲しいという願いが込められているらしい。
彼自身も、広い意味での「創る」ことに興味を持っていて、この二人を合わせると面白そうだ、と感じた知人同士を紹介すると、しばらくしてその二人が一緒に仕事を始めていたりする。
元からあった願望の、映画造りも現実化しているし、他人を集めたらそこから何かが始まるような、プロデューサー的な才能に長けている気がする。
今のブレイクも通過点と捉えているようで、将来が楽しみな人である。
何よりも、私が大好きな作家である開高健の「悠々と急げ」という言葉が好きだと聞いて、これから斎藤工を気にしていこうと思った。
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