古代ケルト人について調べてみると、中央アジア草原から馬と車輪付きの乗り物(戦車、馬車)を持ってヨーロッパに渡来したインド・ヨーロッパ語族ケルト語派の民族である。ということが分かった。
紀元前1500年から1000年までは中央アジアに分布し、紀元前400年に至っては、イギリスをはじめ、ヨーロッパ、アフリカ、中近東まで広がったが、これらの住民が「ケルト人」として一体的な民族意識を持っていたとは考えられていない。
という記述があった。
現代では、特にアメリカ合衆国で民間行事として定着している。祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんど無くなっている。
カボチャの中身をくりぬいて”ジャック・オー・ランタン”を作って飾ったり、子どもたちが魔女やゾンビに仮装し、近くの家々を訪れお菓子をもらったりする風習などがある。
「近所の家を訪れお菓子をもらう」
という行為は、日本の地蔵盆に、地域の家からお供え物をもらって、お地蔵さまにお供えし、そのお下がりをみんなが分け合う。
という風習と、相通ずるものがあるような気がするのは、私だけだろうか?
私が育った田舎では、昼間にお供え物を集めに回った。
スイカやまくわ、トマト、キュウリなどが主で中にはお菓子や、フルーツ缶詰なども混じった。
子供だけで集めるので、リヤカー2~3台が動員された。
そして、夕方には「お地蔵さん参いとおくれな~!えっえっ参いっとおくれな~」
と歌うようにふれ回った。
地蔵堂横の小川の上には、舞台が設けられその上で子供たちが、歌や踊りを披露した。
遠い日の思い出である。
地蔵盆は済んでしまったが、あとひと月ちょっとでハロウインがやって来る。
今年の日本のハロウインはどんなふうに繰り広げられるのか楽しみである。
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