これで13日に、フランス・マルセイユで開催される今年の最終戦に向け、弾みをつける結果になった。
オリンピックの重圧からも解放され、最高のコンディションで9秒台達成に挑戦してくれると思う。
桐生選手の生い立ちを追ってみた。
滋賀県彦根市の出身
小学校時代は、サッカーチームで活躍し「ジェト桐生」と呼ばれていたそうだ。
中学校で陸上競技を始めるが、腰痛や左ハムストリングの肉離れに悩まされたこともあった。
高校は、洛南高校に進学。
1年生時、国体少年B100㍍優勝、日本ユース選手権では、一年生ではただ一人決勝進出を果たした。
2年生では、ユース記録、自己記録ともに更新をかさねた。
腰痛に悩まされる日もあったが、着実に記録を伸ばしていった。
3年生になると、国際試合にも出場し記録を更新した。
陸上競技関係の知人から聞いた話では、冬場の練習量によって成績が決まる、ということである。
屋外の寒いグランドでは身体を痛めてしまうことがある。ので思い切った練習が出来ない。
洛南高校のグランドは、直線で80㍍しか取れないそうである。
しかし、室内練習場が充実しているので、洛南を選ぶ選手が多いそうだ。
高校時代の冬場に良いトレーニングを積めたことが、今につながっているのだと思う。
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