2016年9月5日月曜日

日本人初の9秒台なるか!フランス・マルセイユ最終戦100㍍ 桐生祥秀選手日本学生対校選手権で三冠に

9月4日埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で、陸上の日本学生対校選手権(日本インカレ)最終日が行われた。男子200メートルでは、リオデジャネイロ五輪400メートルリレーで銀メダルを獲得した東洋大の桐生祥秀(3年・洛南)が2年ぶりの優勝を果たした。桐生は1600メートルリレーでも東洋大の第2走者を務め、同校の初優勝に貢献、100メートルでは、余裕の走りで優勝し合わせて3冠を達成した。

これで13日に、フランス・マルセイユで開催される今年の最終戦に向け、弾みをつける結果になった。
オリンピックの重圧からも解放され、最高のコンディションで9秒台達成に挑戦してくれると思う。


桐生選手の生い立ちを追ってみた。

滋賀県彦根市の出身

小学校時代は、サッカーチームで活躍し「ジェト桐生」と呼ばれていたそうだ。
中学校で陸上競技を始めるが、腰痛や左ハムストリングの肉離れに悩まされたこともあった。

高校は、洛南高校に進学。

1年生時、国体少年B100㍍優勝、日本ユース選手権では、一年生ではただ一人決勝進出を果たした。

2年生では、ユース記録、自己記録ともに更新をかさねた。
腰痛に悩まされる日もあったが、着実に記録を伸ばしていった。


3年生になると、国際試合にも出場し記録を更新した。


陸上競技関係の知人から聞いた話では、冬場の練習量によって成績が決まる、ということである。
屋外の寒いグランドでは身体を痛めてしまうことがある。ので思い切った練習が出来ない。

洛南高校のグランドは、直線で80㍍しか取れないそうである。
しかし、室内練習場が充実しているので、洛南を選ぶ選手が多いそうだ。


高校時代の冬場に良いトレーニングを積めたことが、今につながっているのだと思う。





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